比叡山宗教サミット

Mark 日時/1997年8月2日(土)〜4日(月)
場所/国立京都国際会館・比叡山
主催/日本宗教代表者会議


比叡山メッセージ

 1987年、世界平和具現のために世界各地から比叡山に集い、各々が信奉する神仏に対し真摯な祈りを捧げた諸宗教代表者は、世界の恒久平和を願い、更に祈り続けることを誓い合いました。
 以来、10年の月日が流れ、諸宗教間の対話と相互理解は一段と進み、私たち宗教者は、全人類共通の願いである、平和を渇望する心によって堅く結ばれてきたのであります。
 しかしながら、世界の現状は今なお混沌とし、閉塞的ですらあります。民族問題・環境問題・人口問題・食料問題等々、解決が急がれる問題は枚挙に暇がありません。
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Photo  さらに、奪い合いの心は、軍備の増強や核兵器の開発を止めることが出来ないばかりでなく、南北に大きな格差をも生じさせました。
 私たちは、日常物質文明に埋没し、更に飽くなき欲望を求める心を潜在的に持っていますが、今敢えて、神仏から本来与えられている、愛や慈悲の心に目覚めるべく祈るのです。
 そうして、欲望を押し止め、睦み合いの心が行動として現れるとき、地球の未来には光明が射し、人々の倫理は回復し、平和がこの世に具現するでありましょう。
 一人の心が変われば家庭が変わり、家庭が変われば社会が変わり、国家が、世界が、そして地球が変わります。
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Photo  私たちは今ここに、「比叡山宗教サミット」10周年に際し、比叡山上に集い、世界の宗教者と共に、心を変えることの他に人類幸福の道はないと確信し、同時に、宗教を異にするがゆえの紛争をかかえているすべての国々に対し、宗教協力から生じる対話や相互理解の大切さを、心から強く訴えるものであります。

1997年8月4日



HIEIZAN ENRYAKUJI
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